初めての空港野宿、ちゃんと横になれる場所はあるのか、また女性でも問題なく寝られるのかなど心配な方もいるのではないでしょうか?
安い航空券は早朝便や深夜便だったりと時間的に不便なことがよくあります。
関西空港は、野宿しやすい空港として有名で、横になれるベンチが豊富&毛布の無料貸し出しなど野宿大歓迎ムードです(笑)
本記事では、関空の中で寝やすい場所をいくつかの観点でご紹介します。
私が実際に泊まったベンチや毛布をレンタルする方法も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
結論:関空泊におすすめの場所は4F国際線出発ロビー
結論から言いますと、関空の野宿は4階国際線出発ロビーのベンチがおすすめです!
まずは毛布をレンタルするためエアロプラザへ
まず寝床を探す前に毛布をレンタルするため、エアロプラザへ向かいます!
フロアマップを見ていただければ分かりますが、エアロプラザは駅を中心にして空港ターミナルの反対側にあるので、電車で空港に来られる方はそのままエアロプラザに向かってもいいかもしれません。
空港・駅から連絡通路を通ってエアロプラザに入るとそこは2Fです。マップを見て混乱しないようにしてくださいね。
ちなみに1階はレンタカー受付と第2ターミナル行き無料シャトルバス乗り場です。
入ってすぐ目立つ場所に「シャワールーム」「待合スペース」と書かれた看板があります。
毛布レンタルの受付は「待合スペース」で行っていますので、まっすぐ奥に進んで左側に向かいましょう。
正面からは少し分かりにくいのですが、奥のエスカレーターの裏にあります。
私も最初は分からずウロウロしていました(笑)
名前を書くだけで簡単に借りることができます。この毛布貸し出しは外国人の方も多く利用されていました。
毛布の貸し出しは無料です!
時間は23:00〜翌6:00と決まっていますので早起きして返却しましょう!
ここの待合スペースにも寝られるスペースがたくさんありますが、ここはザ・仮眠室という感じで空気がモワッとしていて私には向いていませんでした。
4階の国際線出発ロビーへ向かう
毛布を借りることができたら、寝床を探すため空港ターミナルに戻ります。
今回私はエアチャイナ(中国国際航空)に乗るので第一ターミナルの南ウイングへ。
2階の国内線フロアはコンビニやファストフード店が充実していて夜遅くでも食材調達が可能です。
私は人が少ないと噂の4階国際線出発ロビーへ向かいました!
空いているベンチを探して就寝
4階へ到着すると野宿している人がちらほら。外国人の割合が多い印象でした。
座る場所は選べるくらい十分空いていました。(11月初旬の平日)
そして借りてきた毛布をベンチに敷いて簡易ベッドが完成!
ここのベンチは座面にくぼみなどがないシンプルな構造で横になるには最適です。
バックパックは枕にして、大きいボストンバッグはベンチの脚にワイヤーロックをくくりつけ防犯対策もしっかりしておきます。
両方のバッグのファスナーにもダイヤル式ロックの鍵をかけてあります。
▼私が使っている鍵はこちら
▼大きな荷物をくくりつけるならワイヤー付きがおすすめ
個人的に人が多いのが苦手で、開放感がありベンチの間隔も広めにとってある4階国際線出発ロビーは私にピッタリでした。
起きたら毛布を返却
私のフライトは6:30からチェックイン開始と案内が出ていたので、5:30頃起きて毛布を返しに行きました。
貸し出しは6:00までとなっていますのでお忘れなく。
睡眠の質はというと…毛布があって横になれるとはいえ熟睡はできませんでした…。
まとめ:タフじゃないと熟睡は難しいがコスト重視なら十分アリ
私はベッドでしか熟睡できないタイプなので、しっかり休めるか心配していましたがまぁまぁ寝ることができました。
11月ということでそこまで寒くもなく、騒音や話し声で目覚めるということが無かったのでストレスはありませんでした。
夜行バスで爆睡できるタイプの人であればきっと熟睡できますよ。
治安面でも問題はなく女性1人でもまず大丈夫でしょう。日本とはいえ、貴重品はワイヤーロックや鍵を使ってしっかり守る必要があります!
もともと安さ重視で航空券を予約しているので、空港に無料で泊まれるだけでも嬉しいことですよね。
一度空港野宿にチャレンジしてみてこれは無理だと感じたら、次から昼〜夜出発の航空券を探すのが最善策だと思います。
一人旅はタフにならなければいけない場面が多々あるので、空港に寝泊まりするのはその入門編だと思ってぜひ挑戦してみてください!