中国国際航空の国際線を利用される方の多くが北京首都国際空港で乗り継ぎをおこなうかと思います。乗継時間が2時間、3時間、中には1時間しかないという方もいるのではないでしょうか?
私も今回はじめて北京国際空港で乗り継ぎをしたので、手荷物検査や入国審査の混雑状況など最初は心配でした。
この記事を読めば、北京国際空港がはじめての方も安心して乗継をできるようになりますよ。
私が実際に北京で乗継をして感じたことや到着してから国際線出発エリアに入るまでの流れをご紹介します。空港Wi-Fiの接続方法も解説しますが、少しかわっているのでぜひ参考にしてください。
結論:北京空港の乗継は3時間あれば余裕
私は今回、ロサンゼルスへ行くため関空→北京(CA162便)と北京→LAX(CA987便)を利用しました。
乗り継ぎ時間は3時間半以上あったわけですが、手続きや身体検査、手荷物検査にかかった時間は1時間弱でした。1時間で乗り継ぐのは厳しいかもしれませんが、2時間あればOK、3時間あればグレイトといったところです。
ちなみに私が利用した便のフライトスケジュールは下記の通りです。
関西国際空港(9:00)
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移動時間3時間20分
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北京首都国際空港(11:20)
乗り継ぎ時間3時間40分
北京首都国際空港(15:00)
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移動時間12時間5分
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ロサンゼルス国際空港(11:00)
手続きはほとんど自動化されている
まず、予想していたよりスムーズに手続きができた大きな要因として自動化があります。
写真に写っている機械に自分でパスポートを読み込ませ、付属しているカメラで顔写真を撮影します。自分の顔写真とパスポート情報が印刷された紙が出てきますので、それを持って乗り継ぎレーン(Transfer)に並びましょう。
乗り継ぎの人が並ぶ列は、中国に入国する人の列とは異なります。ここはマジョリティについて行くと間違えることがあるので要注意です。
入国審査のレーンは10ほどありますが、国際線乗り継ぎの方は2列ほどになっていますので、少し待つことになります。
手荷物検査の前に改札を通るのですが、ここも電子化されていて、パスポートを読み込ませるだけで通過できました。
手荷物検査は超厳しい
中国は手荷物検査が細かくて厳しいです。とにかくカバンから出さなければいけない物が多い。
- パソコン
- スマホ
- タブレット
- カメラ類
- 財布
- モバイルバッテリー
- 化粧品
パソコン類は基本的にかばんから出しますが、こんなに出させられる国は珍しいです。みんながこれだけの物をカバンから出し入れしていたら手荷物検査で行列ができるのにも納得できます。
特にモバイルバッテリーは100Wh以下の物しか持ち込めないので、容量が記載されていないものや、100Wh以上のものを持っている方は没収されてしまいます。実際私も細かくチェックされましたので、まぁなんとかなるだろう精神は通用しないと思ったほうがいいです。
一度お持ちのモバイルバッテリーを確認してみてください。念の為、これから新しく購入する方にオススメを記載しておきますね!モバイルバッテリーだけでなく、コンセントプラグ付きなので荷物を少なく済ませたい海外旅行には便利な商品です。
手荷物検査が終われば国際線出発エリアに無事抜けることができます!
空港Wi-Fiのパスワードは端末で発行できる
北京空港では無料Wi-Fiを利用することができましたので、接続方法をご紹介します。
中国のネット環境は規制が厳しく、ネットが繋がってもGoogle・Twitter・facebook・Instagram・LINEは使えません。暇つぶしにぴったりなYoutubeももちろん見れません…。
通知は受信できることがありますが、これはドメインが関係しているようす。自分だけいけるんじゃね?と思った自分が間違いでそれを開いて確認することはできませんでした。
Bingの検索エンジンは使用できましたので、調べごとをしたい方はBingで!
あとは、彼女とのメッセージツールとして使用しているCouplesというアプリではメッセージ送信することができましたよ!(惚気)
端末でID・PASSを発行
手荷物検査を抜けたら正面にインフォメーションがありますが、その隣に空港Wi-Fiの端末が設置されています。そこでパスポートを読み込ませるとID・PASSが記載された紙が印刷されますので、それに従ってログインしてください!日本語対応なのでかんたんにできます。
スマホで空港Wi-Fiにログイン
空港Wi-Fiに接続しようとすると、下記のような画面に移ります。
この画面には日本語がないので英語にしておきました。「Account Login」をタップし、紙にあるID・PASSを入力しましょう。ログイン完了画面が下記の通りです。
完了ボタンを押せば、ブラウザやアプリが使用できるようになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事で抑えておきたいポイントは5つです。
- 乗り継ぎ手続きはほぼ機械でできる
- 手荷物検査はチェックが厳しく時間がかかる
- モバイルバッテリーは100Wh以下しか持ち込めない
- 乗り継ぎ時間は3時間あれば問題なし
- Wi-Fiは繋がるがGoogleや主要SNSが使えない
時間帯によって混雑状況は前後すると思いますが、お昼前に北京到着の私の経験をシェアしました。乗り継ぎ時間については、1時間=チャレンジ、2時間=何かあったら焦る、3時間=余裕を持てる最低限の時間かな。
北京経由でアメリカやヨーロッパに行かれる方の参考になれば幸いです。